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ぽっくりφ ★:2010/09/02(木) 17:38:19 ???0
“脱ゆとり教育”を掲げて来年完全施行される新教育課程に関する意識調査を、メディアインタラクティブが全国の小学校低学年の子どもを持つ男女600名を対象に実施しました。新教育課程は、小学校では来年から完全施行され、今までゆとり教育で削減されてきた授業時間・内容は大幅に増加する予定です。この“脱ゆとり教育”について、親たちの理解度や考えが浮き彫りになっています。
新教育課程では、小学校では278時間、中学校では105時間の授業時間が増加。使用される教科書も、全教科でゆとり全盛期の2001年度より43%(2004年度からは25%)もページ数が増えます。急激に変化する小中学校の教育現場、子どもたちの学校生活も一変することになりそうです。この新教育課程の内容について、親たちはどのくらい理解しているのでしょうか。
「新教育課程の内容に対する理解状況」を問う質問では、「知っていて、内容も理解していた」のは35.2%(母親37.2%、父親32.2%)で、6割以上の親がきちんと理解しておらず、名前だけ聞いたことがある人がほとんどであることが明らかになりました
「新教育課程に関する意見」として賛否を問う質問では、「賛成/どちらかと言えば賛成」が91.5%で、圧倒的多数が“脱ゆとり”を歓迎しているようです。理由は「ゆとり教育の効果が感じられず、学力が低下したように感じる」「余裕がありすぎてヒマそうにしている。最低限のことは省かずやったほうがいい」など、学力の低下を実感していることがあげられました。
また、「“脱ゆとり”が子どもの就職力や社会的適応力にポジティブな効果をもたらす」という声も88.5%にのぼり、「強い人間はある程度の競争のなかからしか育たない」「全体的な学力レベルがあがれば社会もそれに反応するのでは」など、期待感が見られます。
新教育課程について「よく知らない」人がほとんどであるにもかかわらず、9割以上が賛成しているというあたりがちょっとナゾですが、なんとなく“脱ゆとり”で子どもにいい影響がありそうなイメージを持つ人が多いということでしょうか。
http://getnews.jp/archives/75064