1:
どろろ丸φ ★:2010/09/05(日) 15:28:53 ???0
ゴキブリとバッタの脳内に、院内感染の起因菌として知られるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や大腸菌に対して強力な抗菌作用を有する因子が含まれていることが分かり、新たな治療薬の開発が期待されている。
ノッティンガム大学の研究者たちは、一般には不潔なイメージで嫌われているゴキブリだが、実は健康を害するどころか逆に健康のために役立つ存在かもしれないことを発見した。彼らはゴキブリとバッタの脳組織から多剤耐性細菌に対する殺菌力を有する最大9種の因子を確認することができた。
多剤耐性細菌感染症の治療に、新たな道を切り拓くものと期待がかかる。これらの物質は人間の細胞に危害を及ぼすことなく、MRSAや大腸菌に対して90%以上の殺菌力を示した。
ノッティンガム大学で開催されたSGM(一般微生物学会)秋季学会で、大学院研究生サイモン・リー氏は次のように語った。
「既存薬剤に耐性を増すばかりのMRSAや大腸菌の感染症に対して、ようやく治療薬の開発に繋がるものが見つかったと、期待をかけています。そしてまた、この新たな抗生物質は現在用いられている薬剤で、効果はあるが重大な副作用もある薬剤にとって代わる可能性も秘めていると考えています」
http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/7981714/Cockroaches-could-help-combat-MRSA-and-E.coli.html