韓国の女性ユニットBrown Eyed Girls(ブラウン・アイド・ガールズ、略称はブアガル)が日本の番組出演中にセクハラされたとの主張が韓国で出てきた。韓国では、「ブアガル・セクハラ論争」が大手ポータルサイトの人気検索ワードの上位に登場した。
非難の対象になったのは、クリームシチューの有田哲平。ブアガルのヒット曲『アブラカダブラ』に合わせて、昨年(09年)に韓国で大人気を集めた「小生意気ダンス」をまねした際に、「過度に身体を密着させ、下品なダンスをした」などと、ブアガルのファンを中心に非難の声があがった。
韓国メディアは、日本の放送では性に対する表現が韓国より露骨で、過去にも韓流スターが「予期せぬ目に遭い、国内で論争になったことがあると」伝えた。それでも、ブアガルのファンからは、文化の差を勘案しても「あまりにもひどい変態的なセクハラだ」と批判の声があがっており、論争が予想されるという。
ブアガルの所属事務所は「セクハラの意図はなかった。現場の雰囲気はとてもよかった」と説明した。
Brown Eyed Girlsは2006年結成の女性4人組ユニットで「実力派」との評価がある。8月には日本でオフィシャル・ファンクラブが発足、9月29日発売の女性誌『anan』にK-POP GIRL特集でインタビューが掲載されるなど、日本でも活動の幅を広げている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1117&f=entertainment_1117_015.shtml