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[ ヨウ素 ] のタグを含む記事

【地下に資源】ヨウ素大国、日本

2010/09/21(火) はてなブックマーク数はてなブックマークに追加 ネタ・一般 コメント(0)
1:刑務官(愛知県):2010/09/20(月) 20:42:53.39 ID:M593gG4uP

日本、実は資源国? ヨウ素世界2位、工業向け需要増

日本は輸出するほど豊富な資源もひそかにある。千葉県で主に産出するヨウ素だ。日本はチリに次ぎ世界2位の埋蔵・生産量を誇る。

元素記号「I」のヨウ素はレントゲンの造影剤や殺菌剤、工業用の触媒などに使う。米地質調査所によると、世界全体の埋蔵量1500万トンのうち、チリに6割、日本に3割強が眠り、生産比率もほぼ同じ。2国で世界のヨウ素市場を握る。世界の生産量は2万7000トンだ。

日本でヨウ素は、九十九里浜沿いの地下1000~2000メートルからくみ上げる「かん水」から抽出する。かん水はいわば濃縮された海水。ヨウ素は海藻などに含まれ、千葉には通常の海水の2000倍ほどのヨウ素を含むかん水が存在する。伊勢化学工業(4107)や関東天然瓦斯開発(1661)が生産を手掛け、いずれも輸出を主体とする。

ヨウ素は2000年代半ばから、液晶ディスプレーに用いる偏光板での用途が増え価格が上昇した。ここにきて土壌薫蒸剤という新需要も発生。オゾン層の破壊につながる臭化メチルの代替材として「米国の州で認可が広がり、来年にも年数千トン規模での需要が生じそうだ」(伊勢化学の鈴木秀典・上席執行役員営業本部長)。ただし地盤沈下の恐れから、急に増産できない課題も抱える。

ヨウ素は天然ガスを探す過程で同時に見つかった。日本の周囲には「燃える氷」と呼ぶメタンハイドレートも多量に眠る。採掘コストの問題はあるが、日本の天然ガス使用量の100年分に達するといわれる。技術やエネルギー価格の動向によっては、思わぬ資源国に姿を変える可能性も秘める。

http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819488E3E7E2E2978