同名の漫画を原作とするアニメ『学園黙示録』が、7月から日本各地で放送がスタートした。同アニメは、韓国のケーブルチャンネルでも放送されているが、5話に登場するゾンビが「ヨン様」に酷似しているとの指摘があり、物議を醸している。

韓国メディアは、問題のシーンをキャプチャーした画像とともに「日本のアニメにゾンビで登場し、射殺される俳優がヨン様に非常に似ていることで、論争になっている」と報道。

「日本アニメの中の『ヨン様』、陰惨な姿に国内ファンが衝撃」「日本の「学園黙示録」にヨン様ゾンビ登場・・・嫌韓流？」などと題した関連記事が続々と登場した。

キャプチャ－画像を見ると、「ヨン様」のアイテムとも言えるメガネ・マフラー・ヘアースタイルなど、アニメの中に登場するキャラクターは『冬のソナタ』でのペ・ヨンジュンのイメージにそっくりだ。

韓国メディアは、まもなく放送予定の5話で問題のシーンが登場するかどうか関心が集まっていると伝えている。また、アニメの中のキャラクターも俳優という設定になっており、「ヨン様を念頭に置いたようだ」とするネットユーザーの声を紹介。

一部のネットユーザーから「原作者とアニメ監督の嫌韓感情がそのまま反映された」との声があがっていると報じるメディアも見られる。

韓流スター、ペ・ヨンジュンは最近、日本でおもに活動しており、韓国では俳優としての人気というよりは、「韓国文化の伝道師」的な存在となっている。その「ヨン様」がゾンビに仕立てられ、射殺されるシーンがそのまま放送となれば、「日本の嫌韓感情」についての議論を巻き起こしかねない。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0803&f=entertainment_0803_042.shtml