イングランド代表ＦＷウェイン・ルーニー（２４）＝マンチェスターＵ＝に不倫問題が発覚し、７日の欧州選手権予選・スイス戦（アウェー）帯同が見送られる可能性があることが５日、分かった。

同日付の複数の英紙はルーニーの妻・コリーンさんが第１子のカイくん（１０カ月）を妊娠中に、ルーニーが一晩１２００ポンド（約１６万円）の高級売春婦、ジェニー・トンプソンさん（２１）と長期にわたり度重なる関係を持っていたと報じた。

ジェニーさんは「奥さんがいないとき、彼に家にくるようせがまれたけど断った。私だったら、そんなことはされたくない。特に妊娠していたらなおさら」と苦言。

イングランドは３日の欧州選手権予選初戦でブルガリアに４－０と大勝し好発進したが、ＢＢＣ（電子版）は「私生活の危機でルーニーがスイス戦を辞退する可能性がある」と報道。イングランド協会は「全員帯同する」と火消しに躍起だが、男子ゴルフのタイガー・ウッズ級の不倫騒動に発展する可能性も出てきた。

http://www.sanspo.com/soccer/news/100906/scb1009060502000-n1.htm

サンデー・ミラー紙は売春婦との浮気が発覚したことによって「家庭的な父親」を期待した年間６００万ポンド（約８億円）のスポンサー契約を失うことが予想されると指摘。

記事を知ったルーニーは「人生の破滅。愚かだった。コリーン(夫人)は行ってしまうだろう」と頭を抱えているという。

スキャンダルの余波は大きく、一時は英ＢＢＣが７日のスイス戦欠場の可能性を報じた。イングランド協会はルーニーがこの日午前の練習に参加し、予定通り遠征にも同行すると発表したが、試合で通常通りプレーできるか懸念は残る。苦境のエースから目が離せない。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20100906012.html