ラステージ：飛行機の歴史、仕組みを紹介　鹿児島空港にオープン　／鹿児島

◇ジャンボの部品が圧倒

飛行機の歴史や仕組みについて紹介する航空展示室「ＳＯＲＡ　ＳＴＡＧＥ（ソラステージ）」がこのほど、霧島市溝辺町麓の鹿児島空港にオープンした。空港を管理する鹿児島空港ビルディングの担当者は「航空ファンはもちろん、家族で楽しめる空間。霧島の新名所になってくれれば」と期待を寄せる。

今年が、日本初の公開飛行から１００年になるのを記念し、同社が設置した。国内線ターミナルビル３階の約２６０平方メートルを「歴史ゾーン」▽「世界ゾーン」▽「機能・体験ゾーン」－－の三つに分け、航空機の歴史や鹿児島空港の歩み、各国の主な空港を紹介している。

目玉は航空機のエンジン部品の展示。大型旅客機「ボーイング７４７」のファンブレード（回転翼）を間近で見ることができる。またジェット機のタイヤや、各国の航空機のミニチュアなど、航空関連の展示品が並ぶ。

見学に訪れた同市立陵南小６年の水橋昂陽（こうよう）君（１１）は「飛行機のことがわかりやすく説明してあるので勉強になった。エンジンは近くで見ると迫力があった」と話した。

入場は無料。団体で２週間前までに申し込むと、同社スタッフが展示品を解説してくれる。問い合わせは同社総務課（０９９５・５８・２１１０）。

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20100921ddlk46040354000c.html