「婚活ブーム」が到来して久しい。しかし婚活は、理想の相手に巡り会い、合意に至るという
結果が得られなければ、際限のない出会いを繰り返さなければならない。いわば、終着点のない漂流が続くとも言える。さらに婚活とは、人生を懸けた一大勝負でもあるだけに、相手から断られると、全人格を否定されたような失望感を味わうことさえある。そのため、その活動のさなかに疲弊し切ってしまい、心身の不調をきたす人も少なくないというのだ。
「拒絶」に対する不安、恐怖、抑うつの症状が現れ、ネガティブな思考に陥ったり、他にも過敏性大腸炎のような疾患を患うこともあるという。そういった症状に対し、専門的なメンタルサポートを行なっているクリニックがあるのをご存知だろうか。精神疾患全般を治療する河本メンタルクリニック(東京都墨田区)がそれだ。「婚活疲労外来」という診療外来が、本当に存在するのだ。
この外来のスタートは、昨年12月。もともと同クリニックには、うつ病患者が多かったのだが、婚活の動向によって病状に揺れが起こることがわかり、同院は「医療的な受け皿が必要」と考えた。そこで、「婚活疲労外来」の開始に踏み切ったのだが、患者には生活全般において「ネガティブな認知」に陥る症状が多いほか、とりわけ夕方に寂しい感情が強く出現する「悲哀感」などの症状も多いそうだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100811-00000002-diamond-bus_all