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リーガφ ★:2010/09/07(火) 10:26:30 ???0
アルベルト・ザッケローニ日本代表監督は、代表就任後に日本からの電話インタビューの形でイタリアのテレビに生中継で登場し、就任の抱負から時差ぼけで睡眠不足に困っていることまで、生き生きとした声で話をしている。
就任に関しては、日本での記者会見などで語っていることとほぼ同じだが、日本に関しては「経済などあらゆる意味で重要な国だが、今やサッカーでも重要な国になっている」と評していた。
そして、キャスターからの次の質問はこれだった。「ところでジョン・カーワンによると日本人は“ノー”と言わないらしいですけど、コミュニケーションは大丈夫ですか?」
ラグビーの現日本代表ヘッドコーチであるジョン・カーワン(元イタリア代表のヘッドコーチ)が、この前日にSKYのインタビューでザッケローニへのアドバイスを求められた時、「日本人は3回『はい』と言っても、本当の答えは『ノー』だったりする」と答えていたからだ。
「言葉の面でも助けてくれる人がいるから大丈夫ですよ」とさらりとかわしたザッケローニだったが、この質問の言わんとすることが本当にわかっていたのかどうかは定かではない。
また、セリエA第一節のローマ対チェゼーナ戦を見たようで、「長友は印象深かった」と褒めている。さらに、「まだ日本に来たばかりだからよく見ていく必要はあるが」と前置きした上で、「U-23などユース世代にいい選手がいるようだ」と期待を寄せていた。
そして「1月のアジア杯まであまり時間がないが、その後は3年かけてワールドカップへの準備をしていきたい」という抱負も語っている。
日本との契約は今のところ2年。日本では「私が辞めた後も日本は成長し続ける運命にあると思う」と、継続に関して控え目な発言に留まっている彼の“本心”が見えた一瞬だった。