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ひょこたん(京都府):2010/11/03(水) 12:57:39.26 ID:H3PBotO8P
宮城県の特別支援学級で指導してきた岩沼市の元教員芳賀雅尋さん(61)が、知的障害のある児童でも繰り上がりの足し算がスムーズにできる指導法を考案し、本にまとめた。縦書きの筆算の手順にひと工夫加える=計算例=のがポイントで、教育関係者や親から注目されている。
芳賀さんは月に1回、仙台市泉ケ丘小(泉区)の特別支援学級を訪れ、ボランティアで計算法を指導している。
5が二つで10になることを基本にする5―2進法を使い、6以上の数を5といくつと分けて考える。7+6のような繰り上がりの足し算は、(5+2)+(5+1)=(5+5)+(2+1)として計算する。
知的障害のある児童は一般的に、数の概念の発達が遅く、繰り上がりの暗算が苦手とされる。この計算法を覚えると、5+5までの足し算ができれば、繰り上がる1けた同士のほか、2けた同士の計算もできるようになるという。 同小では、1けたの計算しかできなかった児童が、半年後に3けたの足し算、引き算をすらすら解けるようになったケースもあった。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t13025.htm5-2進法図解
