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寂れていく温泉街・・・ どうしたら立て直せるか? お前ら知恵を貸せ

2010/09/22(水) はてなブックマーク数はてなブックマークに追加 ネタ・一般 コメント(9)
1:SV-98(長野県):2010/09/22(水) 21:00:25.33 ID:DPszlSBw0

21日に公表された県内の基準地価は、住宅地、商業地ともに主要な温泉地がある北信地方の市町村で下落が目立った。かつての客数を大幅に減らした温泉街が多く、地元の不動産業者らは「空洞化が町の魅力をそぎ、地価下落につながった」とみている。

住宅地で県内最大の下落率だった下高井郡野沢温泉村。温泉街はシャッターを下ろしたままのパチンコ店や、ホテル跡地の更地が目に付く。

温泉街で商店を営む富沢弘文さん(65)は「あと何年、店が続くことか…」と表情を曇らせる。30年ほど前に精肉店を開業し、民宿からの注文を中心に月900万円を売り上げたこともあった。だが、観光客の減少や不況で現在は月50万円ほど。2年前に精肉の取り扱いをやめ、冷蔵棚には山菜の瓶詰めなどを並べている。隣の魚屋は10年ほど前にシャッターを下ろした。

村最大の観光資源の野沢温泉スキー場によると、スキー客は1992年度の108万人から昨年度は35万人に減少。地元の不動産業者(50)は「観光客が減り、3~4年前に売却希望の民宿が出始めた。ただ、売買の動きは鈍い」という。

一方、商業地で県内5番目に下落率が大きかった千曲市。同市の戸倉上山田温泉で、昭和50年代に20軒以上あった土産物専門店は現在1軒のみだ。経営する村松正彦さん(71)は「温泉客がいなければ、店は成り立たない」。記録が残る76(昭和51)年度以降、同温泉の入湯客数は79年度がピークで134万人。08年度は67万人と半分に減った。

市観光課によると、昭和50年前後に70軒ほどあった旅館やホテルも約30軒にまで減った。千曲市の不動産業者(48)は「観光客の減少で温泉街への(商店や旅館などの)出店に魅力がなくなり、地価の下落に歯止めがかからない」と話した。

同温泉の裏通り。スナックなどで働く外国人女性にアパートを貸している60代男性は嘆いた。「温泉街が縮小しているせいか空き部屋が目立ち始めた。戸倉上山田温泉にして前代未聞の事態ですよ」

http://www.shinmai.co.jp/news/20100922/KT100919FTI090008000022.htm