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依頼48@みゅんみゅんφ ★:2010/07/13(火) 04:24:12 ???0
西武のゴールデンルーキー、雄星は1年目から活躍できるのか、できないのか。その結論がひとまず出たようだ。
先日、雄星は「左肩腱板の炎症」を理由に7月22日のフレッシュオールスターを辞退した。5月4日以降、実戦から遠ざかっているということもあり、残りのシーズンで故障を完治させ、そこから再度調整し、ファームで実戦経験を積み、一軍でデビューするというのは相当難しいように思われる。ましてや、「黄金級」の評価にふさわしい投球内容を披露するというのは。
きっかけは'07年、楽天の田中将大が高卒1年目で11勝を挙げたことだった。翌年は千葉ロッテの唐川侑己が同じように高卒ルーキーとして5勝し、シーズン終盤で一軍昇格を果たした同級生のヤクルトの由規も2勝を挙げた。高卒1年目でも、ドラフト1位クラスの選手なら即戦力になるのではないか――。
清原和博や松坂大輔クラスの怪物はいざ知らず、数年前までなら、高卒ルーキーはまずは体づくりからという雰囲気が当たり前だった。ところがそれらの事例によって、新たな空気が生まれた。当の選手たちも、ソノ気になっていたに違いない。ましてや高校時代、「20年に1人の逸材」、「世界の宝」とまで言われた雄星は、ドラフト開始以来、もっとも評価の高かった高校生左腕と言ってもいい。周囲の期待だけでなく、自分で自分にかける期待も小さくなかったことだろう。
今年1月、雄星は1年目の抱負についてこんな風に語っていたものだ。「最高の目標は2ケタ(勝利)。中間は、開幕一軍で5勝。最低は1勝です」そんな発言を聞いても、こちらも思い上がっているなどとは少しも思わなかった。むしろ、これだけ注目されているルーキーなのだから、それぐらいのラインが妥当なのではないかとさえ思っていた。
だが実際には、通用するしない以前の問題だった。高校時代と同じストレートさえ投げられなくなってしまったのだ。プロに入ってからというもの、雄星の真っ直ぐは出ても140キロ台止まり。ひどいときは140キロにも届かず、高校時代、MAX154キロを誇った真っ直ぐは見る影もなくなってしまった。
(続く>>2-4)
http://number.bunshun.jp/articles/-/38851/